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強者の流儀1

総合格闘技

 

リングの両者が打撃や寝技などを駆使して戦い勝敗を競い合う、まさに強さの “象徴“ ともいえるスポーツ…

 

そんな格闘技界で今、カリスマ的な存在になっているのが朝倉未来選手である。

 

朝倉未来選手は総合格闘家として2018年のRIZINデビュー以来「全戦全勝」という戦績を上げている。

またリングの上で活躍する一方で、YouTuberとしても活動しており、その登録者数はチャンネル開設から半年で50万人を超え、現在は100万人を突破している。

 

「強さ」とは何か…

「強者」とはどんな人物なのか…

 

今回はそんな格闘家としてもYouTuberとしても成功した朝倉選手の哲学や考え方を学ぼうと思う。

 

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はじめに、第一章で朝倉選手は「強さ」についてこう述べている。

 確かに、格闘技の試合に臨む上で求められる強さと、日常生活の上での強さは、ちょっと毛並みが違います。

 ですが、実はその両方に共通する重要なポイントがあるんです。もしかしたらそれは、あらゆる場面・あらゆる人に対して共通するものかもしれない。

 それくらい僕が重要だと思っているポイントがあります。

 それが、自分を客観視する、ということです。

 自分を客観視できれば、自分の強みや弱みを的確に把握できます。

 孫子の言葉に「敵を知り己を知れば百戦殆からず」というものがありますが、敵を知るだけでなく、自分を知ることがとても大切です。

 自信を持つことは大切なんですが、自分の強みばかりに目を向けて、俺は最強だ、なんて思い込んでいるのは過信です。そうすると自分の弱点を突かれて敗北なり失敗なりをしてしまいます。しかも、その原因である弱みから目を背けているから、改善ができない。

(中略)

 強い人は自分を客観視できますが、むしろ強くなるために、自分を客観視する必要があるんです。

 

自分を “客観視“ するということはとても難しい。

勿論、格闘家にとってリング上の自分を “客観視” できるかどうかは勝敗を決める上での大きなファクターになるに違いない。

相手との距離感や自分の立ち位置、この体勢だったらこの技が有効だとか、そういうセコンドのような視点を持って、戦えるかどうかは格闘家にとってとても重要なんだと思う。

 

自分は格闘家ではないし、朝倉選手のように華麗な打撃で相手を倒して観客を盛り上げれるような「強さ」はない。

 

だけど普段の日常生活や仕事においてもまた、リングの上とは違う “客観視“ が必要である。

 

自分が気付いていなくても周りからするとそれがもの凄い能力や長所だったりする事もあるし、あるいは自分が正しいと思い込んでいる事が周りからしたら間違っている事もある…

誰しも自分が正しいと思いたくなるのが当然だし、何事も自分を中心にして考えがちになるものだ…

 

だからこそそう考えがちな自分を “客観視” した上で、自分とは異なる意見も取り入れてみたり、正しいと思っている事に疑問を持ってみる…

 

まずはそういう「強さ」から、身に付けていきたい。

 

 

強者の流儀

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