生きてはいない、ただ死んでないだけ

ただ「死んでない」だけの誰得なブログ

メリクリ

今年もこの日がやって来た。

 

自分にとってはただの12月24日なのだが、この日は世間一般には”聖なる夜”らしい。

 

 

自分はこれまで所謂「恋人」と呼ばれる人と一緒にクリスマスを過ごした経験がない。

 

 

更にその「恋人」同士になると「カップル」と呼ばれ、クリスマスを普通に過ごすにはこの「カップル」である事が最低条件となる。

 

 

 

 

 

「話には聞くけど出会うことがまずない」

 

 

 

 

 

そういう意味では、もはや「恋人」も「ツチノコ」も自分にとってはあまり大差がない…

 

 

 

最近はテレビで流れるクリスマスの特集を見たり、店に流れるクリスマスソングを聴いたりすると、なぜか胸が締め付けられる気分になる。

 

 

あのケンタッキーのCMで流れる曲を楽しい気分で聴けなくなってしまったのは、いつからだったろうか。

 

 

マライヤキャリーや山下達郎、竹内まりやの曲が聴こえているはずなのに、なぜか心の中は中山美穂の「ただ泣きたくなるの」状態である。

 

 

私に生まれたこと 感謝できれば あなたはいつだって 抱きしめてくれるのね

 

 

万が一自分にも出会えることがあるなら、自分にとっての「恋人」という存在はそんな人であって欲しいと思う。

 

 

毎年クリスマスは自宅で1人「ホームアローン」を鑑賞するのが、恒例行事になっている。

 

マコーレカルキン坊やに癒され、ハリーとマーヴの泥棒コンビで笑って、BGMと情景でまた1年が終わる哀愁を感じる…

 

小さい頃はVHSに録画して擦り切れるほど見ていたっけ。

 

その時は子供だからただ”ケビンと泥棒コンビの攻防”が可笑しくて見ていたけど、大人になってから見ると当時は分からなかったジョークやジェスチャーの意味なんかも分かって、より面白いと感じる。

 

中には「そんな訳ないやろw」とか「さすがに気づくでしょw」みたいな事もあるけど、そんな人間らしいミスや間違いが許容されて微笑ましさに昇華される世界は、今となってはここだけである。

 

何より1人じゃなくて、ケビンと一緒に”お留守番”が出来る。

 

どうやら自分は今年もケビンたちと一緒に過ごすクリスマスになりそうです。

 

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「メリークリスマス」と「メリークリぼっち」。

 

 

 

どちらも略せば「メリクリ」。

 

 

 

遅くなりましたが皆さん、よいクリスマスを。