生きてはいない、ただ死んでないだけ

ただ「死んでない」だけの誰得なブログ

あなたを愛している1

去年の話になる。

 

職場の人の繋がりで知り合った女の子と2人で遊ぶ機会があった。

 

知り合ったと言っても、”お付き合い前提”に紹介してもらったとかではない。

たまたま職場の人と一緒にいる時に何度かその子と顔を合わせる事があり、連絡先を交換するに至ったという感じである。

 

 

その日はドライブをしたり、ショッピングモールで適当にブラブラしていたが、夕方頃になりその職場の人と女友達の4人で一緒にご飯を食べようという事に...

 

ただその2人がこちらに来るまでに時間があったので、どうしようかと話してると近くにカラオケがあるのが見えた。

 

だが、”こういう時” のカラオケの扱いというのは、どうも難しい…

 

男友達。彼女。合コンの二次会みたいな複数人の男女。とかであれば全然気にしない。

でも何故だか「 ”異性” の ”友達” と ”2人きり” でカラオケ」ってなると、急にハードルが高くなる。

 

 

そもそも自分は世間一般で言う「モテない」人間なので、異性とどこかに遊びに行く機会は恐らく同世代の男性に比べれば少ないだろう…

 

ましてや異性と2人きりでカラオケなんてのは以ての外。

 

正確にはそういった経験は皆無ではないが、いずれの場合も「彼女」と呼べる関係になった人と数回行った程度である。

 

しかし、この違和感は自分の経験が乏しいせいで感じるという訳ではないだろう。

 

 

 

この「カラオケで異性の友達と2人きり」というシチュエーションは、

 

「無理。」

 

っていう人もいれば、

 

「別に気にせんけど。」

 

っていう人もいる。

 

カラオケなんて上手い下手関係なく、歌いたい曲を楽しく歌えばいいと思うし、かく言う自分も歌は「下手」な方だから、そう言う事は全然気にしない。

 

だけど歌うのが苦手な人もいれば、異性とあの空間に2人だけというのが無理な人も当然いるだろう。

 

別にどちらが正しいとか間違いとか言いたい訳ではない...

 

ただこの人生のふとした場面に出てくる「謎のハードル」は何なんだろうって考える事がある。

 

1人ラーメンは行けるのに、1人焼き肉は行けない...

 

みたいな。

 

こういう時、自分の性格上そんな事を気にし過ぎて堂々巡りになってしまい、勝手に疲れ切ってしまうのがいつものパターンなのである...

 

少々、話が脱線してしまったが...

 

そんなこんなで ”未知の領域” という事もあり迷ったものの、他に1時間近くも待てそうな場所も見当たらない…

 

てことで取り敢えず提案してみて、その子が嫌ならカラオケ以外を探そうと思って聞いてみると、

 

「あたしもちょうど歌いたいと思っとった!行こ行こー!」

 

と、思った以上にノリノリだったので、結局2人でカラオケをして時間を潰す事に…

 

 

 

男友達でも彼女でもない...

 

 

 

”友達” 関係の女の子と2人きりでのカラオケ…

 

 

 

 

ただの”友達” だから、別に何も気にする事はない…

 

 

 

 

 

ただお互いが好きな曲を楽しく歌えばいいんだ...

 

 

 

 

 

 

そう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

カラオケルームを出るまでは…